ビットコイン相場分析: 上値が重い動き目立つ、価格は移動平均線近辺まで下落

3月27日の日足

• ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
• 日足は、2.6%下落した陰線を記録し、終値は357.5万円でした。週明けの昨日は、上値が重い展開となり、移動平均線近辺まで下落しました。足元の値動きは高値を更新することに苦労しており、徐々に利確売りに押される相場となっています。
• オシレーター・インジケーターは短期で下落傾向です。CCIは49まで下落しました。Fisherはプラス圏で下落しています。長期オシレーターのMACDもプラス圏で下落しており、デスクロス発生の可能性が高まっています。オシレーターはモメンタムの低下を示唆しています。

• ボラティリティ指数のADX（34）は下落し、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
• ビットコインは先週380万円を記録した後に上値が重くなり、徐々に上昇の勢いが落ちています。日足は移動平均線の上位を維持しているものの、オシレーターは下落し始めており、価格の続落に注意が必要です。短期的には売り側に強さが見られ、350万円を割り込むとさらに価格が押す展開も想定されます。

価格は短期移動平均線の14EMA（353.1万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（322.5万円）は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（345.9万円）と先行スパン2（325.0万円）を上回り、強気示唆です。

Trending Signal

• 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
• 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
• 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
• 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal

• 強気バイアス・シグナル　:　CCI（49）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
• 強気バイアス・シグナル　:　Fisher（0.7）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（1.5）を下回り、買いシグナルは出ていません。
• 強気バイアス・シグナル　:　MACD（149536）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（139312）を上回り、買いシグナルが出ています。