ビットコイン相場分析: 高値の更新に失敗しモメンタムは低下、380万円で上値重くなる

3月22日の日足

• ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
• 日足は、3.0%下落した陰線を記録し、終値は361.7万円でした。昨日は一時382万円を記録し、年初来高値を更新しましたが、終値にかけて売られました。高値圏で強く売られましたが、移動平均線の上位は維持しています。
• オシレーター・インジケーターは上昇傾向です。CCIは104の高値で推移。Fisherはプラス圏で上昇しています。長期オシレーターのMACDもプラス圏で上昇していますが、上昇幅が縮小しています。オシレーターは足元で上昇が鈍化しており、モメンタムの低下を示唆しています。
• ボラティリティ指数のADX（35）は上昇し、強気トレンドの発生を示唆しています。
• 昨日のビットコインの値動きは高値の更新に結果として失敗した形になりました。オシレーターも短期で下落してきており、上昇の勢いが落ちてきていることを示唆しています。今後は上値が重い展開が予想されます。先週まで強かった相場から徐々にレンジでの推移に移行している可能性があります。

価格は短期移動平均線の14EMA（342.8万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（314.0万円）は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（337.8万円）と先行スパン2（325.0万円）を上回り、強気示唆です。

Trending Signal

• 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
• 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
• 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
• 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal

• 強気バイアス・シグナル　:　CCI（104）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
• 強気バイアス・シグナル　:　Fisher（3.1）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（2.9）を上回り、買いシグナルが出ています。
• 強気バイアス・シグナル　:　MACD（161015）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（99345）を上回り、買いシグナルが出ています。