ビットコイン相場分析: 年初来高値を更新し350万円、再度高値を追う展開なるか

3月14日の日足

• ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
• 日足は、3.3%上昇した陽線を記録し、終値は331.7万円でした。昨日の価格は一時350万円まで上昇し、今年の年初来高値を更新しました。終値にかけて売られたものの、移動平均線を大きく上回り強い値動きとなっています。
• オシレーター・インジケーターは上昇傾向です。CCI（144）はプラス圏で上昇しています。Fisherはマイナス圏で上昇し、本日からプラス圏の回復が見込まれます。長期オシレーターのMACDも反転上昇しています。オシレーターはモメンタムの低下を示唆しています。
• ボラティリティ指数のADX（26）は小幅に上昇しており、強気トレンドの発生を示唆しています。
• ビットコインは上昇幅を縮小させたものの、買いが優勢な相場へ反転しています。昨日は終値ベースで年初来高値を更新することはできませんでしたが、短期的な売りが一巡すると再度高値を試す動きが予想されます。先週の弱い状況からは一転し押し目があれば買いの相場になっています。

価格は短期移動平均線の14EMA（305.5万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（298.7万円）は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（310.8万円）が先行スパン2（310.8万円）を下回り弱気示唆です。

Trending Signal

• 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
• 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
• 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
• 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal

• 強気バイアス・シグナル　:　CCI（29）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
• 弱気バイアス・シグナル　:　Fisher（-0.3）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.2）を上回り、売りシグナルは出ていません。
• 弱気バイアス・シグナル　:　MACD（-5062）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-16201）を上回り、売りシグナルは出ていません。