ビットコイン相場分析: 週末に思わぬ反発、価格は300万円台をあっさり回復

3月12日の日足

• ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これを否定しています。
• 日足は、7.2%上昇した陽線を記録し、終値は298.9万円でした。価格は週末に反発し、移動平均線を回復しました。先週後半に売られすぎたため、即座に買い戻しが入りました。
• オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは−85とマイナス幅が縮小しました。Fisherでは週末にゴールデンクロスが発生し、上昇しています。MACDはマイナス圏での推移が続いています。オシレーターはモメンタムの低下を示唆しています。
• ボラティリティ指数のADX（26）は下落しており、ボラティリティの低下を示唆しています。
• ビットコインは先週の木曜日と金曜日に価格が下落しましたが、週末に強い反発があり価格を戻しました。現在は300万円近辺の節目の価格帯で推移しています。週末の反発により短期のテクニカルは回復しました。一方、一目均衡表の雲が弱気を示唆していることや、ADXがボラティリティの低下を示唆していることから買いが継続する可能性は低いでしょう。今週はレンジでの推移が見込まれ、強気トレンドに戻るまでは買いポジションに注意が必要です。

価格は短期移動平均線の14EMA（298.5万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（296.6万円）は横這い推移で、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（295.8万円）が先行スパン2（303.8万円）を上回り強気示唆です。

Trending Signal

• 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
• 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
• 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
• 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal

• 弱気バイアス・シグナル　:　CCI（-85）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
• 弱気バイアス・シグナル　:　Fisher（-2.3）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-3.1）を上回り、売りシグナルは出ていません。
• 弱気バイアス・シグナル　:　MACD（-55420）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-15671）を下回り、売りシグナルが出ています。