ビットコイン相場分析: 310万円の高値更新も終値にかけて売られる展開、押し目待ち相場続く

2月2日の日足

• ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
• 日足は、0.6%下落した陰線を記録し、終値は303.4万円でした。ビットコインは昨日、小幅に売られました。一時310万円を超え、僅かに年初来高値を更新しましたが終値にかけて売られ、最終的にマイナスとなりました。価格は300万円台の高値を維持していますが、上値が重い展開が継続しています。
• オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは78まで下落。Fisherは遅行線を下回り推移。長期オシレーターのMACDでも下落が継続しています。オシレーターはモメンタムの低下を示しています。
• ボラティリティ指数のADX（63）は上昇し、上昇トレンドの発生を示唆しています。
• ビットコインのチャートは強気な状態を維持も高値圏での揉み合い相場が続いています。オシレーターが示すようにモメンタムは低下傾向にあり、強かった上昇トレンドは休止状態にあるようです。引き続き高値への警戒が必要です。まだ高値圏でのレンジ相場は続くと見られ、買い入れるとしても押し目を待ってからでしょう。

価格は短期移動平均線の14EMA（294.9万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（265.4万円）は上昇し、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（284.1万円）が先行スパン2（263.9万円）を上回り強気示唆です。

Trending Signal

• 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
• 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
• 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
• 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal

• 強気バイアス・シグナル　:　CCI（78）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
• 強気バイアス・シグナル　:　Fisher（1.5）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（1.8）を下回り、買いシグナルは出ていません。
• 強気バイアス・シグナル　:　MACD（157100）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（164504）を下回り、買いシグナルは出ていません。