ビットコイン相場分析: 昨日は220万円を死守するも安値近辺での値動き続く
11月28日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、2.0%下落した陰線線を記録し、終値は225.7万円でした。週明けの昨日も、取引開始から上値が重い展開となりました。アメリカ時間に反発する場面もありましたが、最終的にマイナスで終値を迎えました。
- オシレーター・インジケーターは再度下落し始めています。CCIは-100を下回りました。Fisherではデスクロスが発生しました。MACDはマイナスで上昇しています。オシレーターは短期でモメンタムの悪化を示唆しています。
- ボラティリティ指数のADX（40）は高水準で推移し、弱気トレンドの発生を示しています。
- ビットコインは週明けから売られる形となり、まだ買い需要は戻っていない様子です。昨日は220万円の足元の安値を試す動きもあり、弱い値動きが継続しています。オシレーターも下落し始めており、テクニカル的には売りポジションが推奨されています。現在ビットコインは安値圏で揉み合う展開で、安値を更新する可能性が高まっています。
価格は短期移動平均線の14EMA（234.1万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（260.4万円）は下落し、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（247.9万円）が先行スパン2（267.5万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（−106）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.2）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.2）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-124900）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-138586）を上回り、売りは出ていません。
著者
真田雅幸
マーケット・アナリスト
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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