ビットコイン相場分析: 2万ドル割れで短期の投げ売り発生、相場にはアク抜け感

真田雅幸
2022-06-20
(
Mon
)

6月19日の日足

  • ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
  • 日足は、8.5%上昇した陽線を記録し、終値は278.4万円でした。昨日は一時250万円を下回る場面がありましたが、終値にかけて強い買い戻しが入りました。底堅い推移が見られました。
  • オシレーター・インジケーターは短期で反転の兆しが見られます。CCIは間近の安値から上昇傾向にあり、-119で推移しています。下落が続いていたFisherは本日からゴールデンクロスが発生しています。MACDは下落が継続も遅行線との差が縮まっています。テクニカルは下落のモメンタムが減退していることを示しています。
  • ボラティリティ指数のADX(37)は上昇しており、弱気トレンドの発生を示しています。
  • ビットコインの先週の週足は22.4%下落し、2週連続の陰線となりました。対ドルでも2万ドルの節目を割れるなど、注目ポイントが多い1週間でした。bitbankでは昨年5月以来の出来高が週足では記録され、市場参加者が活発的に取引を行ったことがわかります。
  • ビットコインは下落トレンドが続いていますが、昨日の値動きには底堅さがあり、短期で反発の可能性が出てきました。テクニカルも徐々にモメンタムの変化を示しており、安値圏からのツッコミ売りには注意したいところです。2万ドルの大台を割り込み、短期投資家の投げ売りが発生したことで相場にアク抜け感が出てきました。
BTC/JPY、日足 出所:Bitbank.ccより作成

価格は短期移動平均線の14EMA(320.6万円)を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA(387.3万円)は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(323.6万円)が先行スパン2(380.6万円)を下回り弱気示唆です。

Trending Signal

  • 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
  • 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
  • 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
  • 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移
BTC/JPY、日足 出所:Bitbank.ccより作成

Centered Oscillator Signal

  • 弱気バイアス・シグナル : CCI(-119)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
  • 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-3.3)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-3.0)を下回り、売りシグナルが出ています。
  • 弱気バイアス・シグナル : MACD(-347881)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-241877)を下回り、売りシグナルが出ています。
著者
真田雅幸
マーケット・アナリスト

米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。

米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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