損保ジャパン日本興亜、ブロックチェーンでデリバティブの効率化狙う


損保ジャパン日本興亜ホールディングス(SOMPO)が、ブロックチェーンベンチャーのソラミツと共同でデリバティブ商品を対象としたブロックチェーン技術の実証実験を開始した。
地震や台風など自然災害の多い日本においては、天候デリバティブをはじめとした商品のニーズが高まりを見せており、海外諸国でもデリバティブの活用が徐々に拡がりつつある。ここにブロックチェーン技術を適用することで、デリバティブ商品の提供とサービスの効率化を図るという。
実証実験においては、デリバティブの契約内容を含む様々な情報をブロックチェーンを用いて関係者に即時共有することで、その契約内容とリスク、補償金の適用判断を高速化することを主眼においている。またブロックチェーンを活用することで、このような業務プロセスの自動化とコスト削減を目指す狙いだ。
ブロックチェーンを保険市場に適用する試みは同社がはじめてではない。昨年には、フランスの保険会社アリアンツがブロックチェーンを応用したプロトタイプの開発を開始したことを発表した。
また、NYのブロックチェーン証券ベンチャーSymbiontは最近、ブロックチェーンを応用し、カタストロフィスワップ(カタストロフィ=異常災害; 異常災害リスクを保険会社間で交換する仕組み)を対象としたプロトタイプサービスのデモンストレーションを行っている。
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