DEXの取引量が大幅上昇、ICO、IEOに次ぐムーブメント発生か

真田雅幸
2020-08-11
(
Tue
)

最近の暗号通貨市場でなにかと話題に上がるDEXだが、取引量やユーザー数が急激に伸びており注目を裏付けるデータが確認された。DeFi Pulseによると現在DEXにロックされている金額は6月と比べ約7倍に上昇しており7.3億ドルを記録している。

CoinGecKoによると最も使われているDEXはUniswap(V2)で24時間の取引量は2.5億ドルを超える。The Blockの報告でもUniswapのユーザー数が伸びていることが確認され、7月の新規ユーザーは前月比132%増の5.8万ユーザーだった。

Uniswapは、ユーザー自身のウォレットからトレードすることができたり、KYC(本人確認)プロセスが無いといったDEX従来の利点に加え、オーダーブックがないスワップ方式と大きい流動性がユーザーに好まれている点であるようだ。

さらにICO、IEOなどがブームとなったように、Uniswapでも新規発行トークンを購入することができ、大きなアップサイドのボラティリティ期待が持てる市場になっている。Uniswapではあらゆるトークンが次々にリストアップされ、日本ではあまり聞き慣れないトークンも取引されている。DEXはリストアップに対するハードルも低いため購入には十分な注意も必要だ。

Uniswap上の本日の取引量上位トークンは、テザー(USDT)、USD Coin(USDC)、yearn.finance(YFI)で、USDTやUSDCはステーブルコインであるため価格が大きく変動することはないが、YFIは7月18日の取引開始価格の約40ドルほどから8月11日現在までに約5900ドルまで上昇している。


DEXの盛り上がりの要因の一つとして、YFI価格の上昇のような一攫千金を狙ったユーザーが多く市場へ参入していることが挙げられる。また、イーサリアム上のDEXのUniswapを利用するためには、イーサリアムを購入する必要があるため、最近のイーサリアム価格の上昇の手助けもしていると考えられる。イーサリアムは2年ぶりの高値圏の4.1万円程度で現在取引されている。

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