Factomがウォール街の企業と提携、金融データをブロックチェーンに記録する狙い

真田雅幸
2016-08-25
(
Thu
)
wallstreet

ブロックチェーンをベースにしたデータマネージメント・サービスを行なうFactomが、金融データと分析ツールを提供するIntrinioがパートナーシップを締結したと発表した。米国株式市場データをブロックチェーン上に記録し、強靭かつ透明性の高いデータマネージメント・プラットフォーム作りを目指すことを目的としている。

パートナーシップにおいては、ウォール街で最も価値の高い3000種の株式価格データを15分毎にFactomのブロックチェーンに記録し、Intrinioが提供するAPIと統合する。これにより、より信頼の出来るデータセットを作ることができる。

Factomのデイビッド・ジョンストン社長はパートナーシップについて以下のようにコメントしてる。

「FactomはIntrinioからマーケットデータを提供を受け、それをブロックチェーンに記録しユーザーに届ける。我々が提供するデータは毎日成長し続け、より信頼性の高いものとなる。またFactomの採用しているブロックチェーンはデータサイズや入力数などに上限がほかのブロックチェーンより高く、膨大なデータベースの構築が可能であることも利点である。デベッロッパーはそのデータを使うことで、自分たちでデータ収集管理をすることなく、ファイナンシャル・アプリケーションを構築することができる。」

両社は今回のプロジェクトがフィンテックアプリケーションの新たなレイヤーになると睨んでおり、ファイナンシャル・データを使った分散型台帳アプリケーション構築のプラットフォームになると信じている。

Intrinio CEOレイチェル・カーペンターは以下のようにコメントをしている。

「これまで多くの起業家達は高すぎる価格や手数料などに阻まれ、Wall Streetのマーケットデータを使ったアプリケーション開発ができない状況にあった。我々は利便性の良いAPIをデベロッパーに安価で販売または譲渡することで、スタートアップなどの企業でもWall Streetのマーケットデータをユーザーに提供できるようにしたい。これはブロックチェーンのシンプルかつ強靭なデータ保護能力があればこそのサービスであり、革新的ファイナンシャル・ソリューションである。」

今回のブロックチェーンをベースにした新たなプロジェクトは投資家により多くの選択肢を与え、マーケットが活性化する要因になるかもしれない。証券分野におけるこの他の事例としては、オーストラリア証券取引所(ASX)もブロックチェーン・スタートアップのDigital Asset Holdingsとプロジェクトを開始している。

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著者
真田雅幸
マーケット・アナリスト

米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。

米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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