ビットコインは戻り一巡の様相 ボリンジャーバンドから警戒シグナルも

長谷川友哉
2021-02-26
(
Fri
)

25日のビットコイン(BTC)対円相場は257,753円(4.88%)安の5,026,895円と反落。昨日は一部のアルトコインが上昇して終値を付けるも、市場では概ね上値の重さが目立った。

この日のBTC相場は、NY市場まで前日終値の528万円を挟み込みほぼ横ばい。23日から米連邦準備理事会(FRB)の複数当局者らが、足元の雇用とインフレは目標からほど遠く、現行の緩和策がしばらくの間は適切であるとの認識を相次いで示したことで、相場は底堅く推移していた一方、昨日はテクニカルのチャートポイントが密集する540万円〜550万円エリアまで戻したことで、NY市場からは戻り売りが入った。また、昨日は米10年債利回りの上昇を受けたドルの反発も相場の重石となり、NY市場時間のBTC相場は売り一色。NY引け後には短期レンジの下限(510万円)割れを試す展開となり、今朝方に同水準を割り込み終値を付けた(第2図)。

ビットコインチャート
第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
ビットコインチャート レンジ
第2図:BTC対円チャート 1時間足 出所:bitbank.ccより作成

引き続き、BTC相場は底入れから値を固める展開をメインシナリオとして想定しているが、テクニカルでは一点、懸念すべき水準を相場が割り込んでおり、足元での突っ込み買いには注意したい。週明けの急落により、BTC対円のボリンジャーバンドはスクイーズ(バンド幅の縮小)が進行しており、昨日の相場は終値でセンターラインの維持に失敗している。1月20日辺りのチャートからも見て取れるように、こういった状況では相場が-2σ(≒429万円)まで走る傾向があり、もう一段と安い水準で値固めとなる可能性も視野に入ってきた(第3図)。

目先の下値目途は一目均衡表の基準線(≒476万円)と指摘したが、同水準や23日安値(471万円)を死守できるかが目先の焦点となろう。二番底か続落か、短期的にはさらなる下値リスクをサブシナリオとして考慮する。

ビットコインテクニカル分析
第3図:BTC対円チャート 日足 出所:bitbank.ccより作成


アルトコインチャート
第4図:XRPETHLTCBCCMONAXLMQTUM対円、対BTCチャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
ビットバンク仮想通貨市場概況
第1表:BTCXRPETHLTCBCCMONAXLMQTUM対円、対BTC平均値、四本値 出所:bitbank.ccより作成
ビットバンク仮想通貨市場概況2
第2表:BTCXRPETHLTCBCCMONAXLMQTUM対円、対BTC騰落率、出来高 出所:bitbank.ccより作成
仮想通貨 ドミナンス 時価総額
第3表:市場時価総額・出来高(¥)、主要銘柄市場占有 当日9時時点のデータ ※前営業日比 出所:CoinGecko.comより作成

PDFリンク
bitbank Report 2021/02/26:ビットコインは戻り一巡の様相 ボリンジャーバンドから警戒シグナルも

著者
長谷川友哉
マーケット・アナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
MARKETSとビットバンクについて

bitbank MARKETSは国内暗号資産(仮想通貨)取引所のビットバンクが運営するマーケット情報サイトです。ビットバンクは日本の関東財務局登録済の暗号資産(仮想通貨)取引所です(暗号資産交換業者登録番号 第00004号)。

販売所について

ビットバンクの販売所なら、業界最狭クラスのスプレッドでお好みの暗号資産(仮想通貨)をワンタップで購入できます。

取引所について

ビットバンクならシンプルで軽量、しかも高い機能性を備えたスマートな暗号資産(仮想通貨)取引所で本格的トレードも可能です。

豊富な機能を持つ、
安定したビットバンクのアプリ。
外出先でも取引のチャンスを逃しません。
ビットバンクで暗号資産をはじめよう!
無料口座開設はこちら
新着記事
VIEW ALL
新着記事
VIEW ALL
市況・相場分析
VIEW ALL
調査レポート
VIEW ALL

ニュース速報

VEIW ALL