高値で揉み合い続くビットコイン ドル安加速もなぜ動かない?

長谷川友哉
2020-12-04
(
Fri
)

3日のビットコイン(BTC)対円相場は小確りで、前日比12,964円(0.65%)高の2,018,600円と二日連続で終値で200万円台を維持した。

東京時間のこの日のBTC相場は前日NY時間の高値(201万円)が相場のレジスタンスとなり、一時197.5万円まで下落するも、一部海外取引所のイーサリアム(ETH)ステーキング対応開始を背景とするETH相場の上昇になびき、終盤にかけて反発。NY時間には、S&Pダウ・ジョーンズが暗号資産(仮想通貨)インデックスを来年にも提供することが伝わり、BTCは一時203万円台に乗せたが、直前にはバイナンスへ6,407BTC(127億円相当)の送金が検知されたこともあり警戒感が根強く、相場はすかさず反落。一方、この日も外為市場ではドル安基調が続き、相場は対ドルで前日終値水準から切り返し、その後はジリジリと下げ幅を縮小していった。

第1図:BTC対円チャート(1分足)、前日平均値・4本値、騰落率、出来高 出所:bitbank.ccより作成

ドルインデックスは直近3営業日で急速に下げ足を速めているが、BTCは底堅くも上げ幅は控えめとなっている。ブロックチェーン上の送金やプライスアクションから鑑みるに、足元ではやはり鯨の利食いが警戒されていることがうかがえ、ドル安を背景に相場が支えられつつも、なかなか買いが続きにくい状況と言えよう。

今週は、みずほ証券米国法人がペイパルユーザーを対象に行ったビットコイン利用に関する調査で好結果が出たことや、上述の仮想通貨インデックスの件など独自の材料が出ているが、ここから対ドルで過去最高値(ATH)を更新するには米国で追加のコロナ経済対策合意など、ある程度インパクトのある材料が必要か。

引き続き、目先のBTC相場は高値圏のレンジで揉み合いを予想する。

第2図:BTC対円チャート 日足 出所:bitbank.ccより作成
第1表:XRPETHLTCBCCMONAXLM対円前日平均値・4本値、騰落率、出来高 出所:bitbank.ccより作成
第3図:XRPETHLTCBCCMONAXLM対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
第2表:XRPETHLTCBCCMONAXLM対BTC前日平均値・4本値、騰落率、出来高 出所:bitbank.ccより作成
第4図:XRPETHLTCBCCMONAXLM対BTCチャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
第3表:市場時価総額・出来高(¥)、主要銘柄市場占有 当日9時時点のデータ ※前営業日比 出所:CoinGecko.comより作成

PDFリンク
bitbank Report 2020/12/04:高値で揉み合い続くビットコイン ドル安加速もなぜ動かない?

ビットバンクで暗号資産をはじめよう!
無料口座開設はこちら
新着記事
VIEW ALL
新着記事
VIEW ALL
市況・相場分析
VIEW ALL
調査レポート
VIEW ALL

ニュース速報

VEIW ALL