ビットコインの分散化が進む、個人投資家のアドレスの数が増加

真田雅幸
2019-02-28
(
Thu
)

暗号通貨市場の調査を行う「diar」によると、1〜10BTCが保管されているアドレスの数は増加傾向にあり、ビットコインを保有する個人投資家の数が増えている。該当するアドレスの数は昨年2月と比べ6%ほど増加している。

上図のようにアドレスの数は年々増えており、ブロックチェーン上のデータを参照すると個人投資家の数は増えているようだ。昨年末、ビットコインが6000ドルから3200ドルへ下落した時期にアドレスの数が減少していることから、多くの個人投資家がビットコインを売却したと推測される。

一方、2019年からはアドレスの数が再び増加傾向にある。価格が大きく下落したことを受け、新規でビットコインを購入している個人投資家もいると考えられる。

1〜10BTCが保管されているアドレスのビットコインは時価総額の約10%を占める。ビットコインは数年毎にバブルと崩壊を繰り返しているが、小口のアドレスの数は毎年平均35%の割合で増加しており、コンスタントに個人投資家が市場へ参入していることがわかる。

上図は10〜100BTCが保管されているアドレスと100〜1000BTCが保管されているアドレスの数の推移だ。10〜100BTCが保管されているアドレスの数は年々増加しているのに対し、100〜1000BTCが保管されているアドレスの数は、2017年の始め頃から減少傾向にある。個人投資家の数は増えている一方、大口投資家の数は増えていないと推測される。

ブロックチェーン上のアドレスは個人情報と紐付いていないため、アドレスのデータのみで正確な市場の傾向を見つけることは難しい。一個人が複数個のアドレスを所有している場合や、ビットコインを取引所などの第三者に預けている投資家も多く存在する。ブロックチェーン上のデータは、長期トレンドを探る際や、市場の大きな変化を探る際には有効な参考材料となるだろう。

diar

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著者
真田雅幸
マーケット・アナリスト

decentralize システムに興味あり。仮想通貨リサーチャー。 大学で経済学を学び仮想通貨にフリーマーケットの可能性を見る。

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