韓国金融監督院、仮想通貨の取引の健全化をサポートすると発言


韓国金融監督院(FSS)のChoe Heung-sik院長が、「政府は規制に沿って行われる仮想通貨の取引が行われるよう支援する」と発言した。韓国メディアのYonhap Newsによって報じられた。
Choe Heung-sik院長は国内の取引所を閉鎖するための規制を進めていると報じられていたが、同院長は一転して仮想通貨取引の健全化に動きだしたようだ。韓国政府は今月より匿名アカウントを通じた韓国ウォン取引を禁止している。
取引所でアカウントを保持するユーザーは、自身の銀行口座とアカウントを紐付けるよう義務づけられている。しかし、銀行は取引所のアカウントと紐付けることに前向きではなかったようだ。Choe院長は、「政府は銀行と取引所間の連携を支援する」としている。
仮想通貨取引に対する規制が進むなかで、韓国政府は2017年の取引所の営業売上が約700億円にのぼると発表している。2016年の営業売上と比べ80倍も伸びているようだ。2017年に営業していた取引所は30箇所あり、Upbitが総売上の約52%を占めもっとも多く、BithumbとKorbitがその後に続いている。
韓国の仮想通貨取引に対する規制方針に関しては様々な情報が飛び交っている。以前、韓国政府が取引所を全面閉鎖するとのニュースがあったが、現在はそのような動きは見られない。他方で韓国の規制当局職員の一部が、内部情報を利用してインサイダー取引をしていたとの事件も発生している。
韓国政府が取引所を閉鎖するとのニュースが流れた際は、仮想通貨市場全体の価格が大きく下落した。韓国は現在、仮想通貨の取引に対する姿勢を軟化させているようだ。
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