イーサリアム、「Casper」と「Sharding」の同時実装が提案される

真田雅幸
2018-06-18
(
Mon
)

イーサリアムのコア開発者向けミーティングが先週15日に開催され、今後予定されているソフトウェアのアップグレード「Casper」と「Sharding」を同時に実装しようという提案があった。ふたつのアップグレードを同時に行う今回の提案には、イーサリアムの考案者であるVitalik Buterin氏も支持を表明している。

Casperは、コンサスアルゴリズムをプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へ移行させるアップグレードだ。アップグレードは二段階に分かれており、PoWとPoSを並走させるのが第一段階で、その状態からPoSに完全移行することでCasperのアップグレードは完了となる。

Shardingは、認証・検証ノードを分業化することによるトランザクション処理能力の向上を目的としている。取引の認証作業をノードグループ毎に分担させることで、ネットワーク全体としてランザクションの処理能力を向上させることができる。

Vitalik氏は今回のアップグレードに関して、「Casperはメインのブロックチェーンと切り離して開発を行う必要があるだろう。異なるブロックチェーンを活用することで、独自のルールを採用できる」と発言している。

今年3月に来日した際、Vitalik氏はCasperとShardingがネットワークに実装されるまで2〜3年の期間がかかると説明していた。ふたつのアップグレードを同時に行おうとする背景には、イーサリアムのステークホルダーからのコア開発者へのプレッシャーがあるのかもしれない。ユーザーが増えたことで、ネットワーク環境を整えることへの需要は日に日に高まっている。

イーサリアムに関しては金融方面でも大きな動きがある。米証券取引委員会(SEC)のWilliam Hinman氏は先週、「イーサリアムは証券に該当しない」との見解を示した。これを受け商品先物取引所のCBOEのChris Concannon氏は「イーサリアムに対する規制方針が明らかになったことで、商品先物取引を上場させる計画を進めることができる」と発言した。CBOEは昨年12月、ビットコインの商品先物取引を上場させている。

Coindesk

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著者
真田雅幸
マーケット・アナリスト

米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。

米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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